遠隔でも対面でも、必ず調整するのは、
脊椎、仙骨、脳、そして、心臓、です。
とりわけ心臓は、ポンプの役割をしている訳ではありません。全身の血管の長さは、約10万キロメートル、つまり地球を2周半するほどの長さになるのですが、それを、心臓の動きだけで血液を循環させられる筈はなく、血管の中を動く血液の、螺旋状の動き、そのもので、輸送しています。
血液の脈動を生み出している、血液自体の活力、生命力や、それを支える血管の動きを調整することが、肝要になります。
心臓には、すべての血液が全身を循環して戻ってくるまでに、30秒を要するのですが
だいたい1分ほど心臓の各部位を調整しますと、概ね、全血液の流れを、正常に、機能させられます。
時折り、熱中症で倒れた人や、救急車で運ばれてゆく人の血液をエネルギー的に抜き出してみると、流れが、螺旋回転ではなく直線的に、どんより滞っていることが良く分かります。
また、血液は、脊髄ではなくて、食べ物を消化する過程で腸で造られており、やはり腸内細菌の活性度が、血液の状態を左右していることを意識する必要がありますね。